今までとは違う「菌」の様々な活用

掲載日:2022.03.01

近年、微生物=菌の多種多様な活用が進む中、大変ユニークな研究発表がなされました。

その一つが、東北大学大学院農学研究科の西谷 豪准教授らの研究グループの研究です。

全国で麻痺性貝毒を引き起こす原因となっている有毒プランクトン(Alexandrium属)に高い寄生性を有する

新規の寄生性渦鞭毛藻(Amoebophrya属)を大阪湾から日本で初めて発見し、その単離・培養に成功した。

将来的には「生物農薬」として利用する有毒プラクトン防除法の開発への応用が期待されます。

また、カネカが開発した海洋生分解性プラスチック。

これは、植物油を原料に微生物により発酵させ作られる生分解性プラスチック。

自然界に存在する多くの微生物により生分解され、最終的には二酸化炭素と水になります。

土中だけでなく、これまで難しかった海水中での生分解を実現する。

環境問題としてやり玉に挙がっているプラスチックは微生物系、天然物系、化学合成物系の3種類があり、

今後、より環境性能が高い微生物を使ったプラスチックへの期待が高まると思われます。

微生物=菌を使った動きは今後も拡がりそうですね。

 

PHBHは、植物油を原料に微生物により生産されたポリマーです。

自然界に存在する多くの微生物により生分解され、最終的には二酸化炭素と水になります。

土中だけでなく、これまで難しかった海水中での生分解を実現

カネカは2024年までに海洋生分解性プラスチックの生産量を現在の4倍の年2万トンに拡大する。

対象品は仮に海洋に投棄されても6カ月から2年で9割以上が微生物などに分解される。

我々のグランバイオシリーズでは、菌力を活用したプロバイオ清掃にて

汚れ、ニオイ、除菌への取り組みをしております。

よって今後の清掃における期待に応えられると思います。

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