プラズマとオゾンについて

掲載日:2020.03.13

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、これまで言われてきた、接触感染、飛沫感染では説明がつかない事象があちらこちらで発生し、多くの人が本当に接触感染、飛沫感染だけなの?といった疑問と不信感、不安感が高まってきました。

そんな中で中国国家衛生局が発表したエアロゾル感染(空気感染の一種)したことにより空間の処理としてオゾン、プラズマがにわかに注目されてきました。

そこで一部のオゾン機器メーカーがプラズマに関して誤った情報を出しているので正確な情報を提供する必要があると判断し下記の通り説明いたします。

 

オゾンはプラズマを生成しその副産物としてオゾンが作られます。

生成法は沿面放電と無声放電の2種類あります。

違いは下記のとおりです。

 

*沿面放電方式は安価に簡単に製造できるので多くのメーカーに採用されています。

生成されるプラズマの量が少なく、空間に浮遊している臭気物質、菌、ウイルスとの接触率が小さいのでほとんどプラズマの効果を得ることができません。

*無声放電方式はより高度な技術が必要で高価な為、この方式を採用している機器はとても少ないです。しかし、この方式は大容量のプラズマを生成し、空間浮遊物質(臭気物質、菌、ウイルス)がしっかりプラズマと接触する構造になっているのでプラズマの効果を最大限引き出すことが可能になります。

 

広い空間、短時間、省力化でトリートメントする手段としてオゾンは大変有効です。

しかし、空間に浮遊している物質の接触率が低いため効率は落ちてしまう弱点があります。

その弱点をカバーして効果を最大化するのが無声放電方式によるオゾン生成機=プラズマ+オゾン生成機です。

プラズマ+オゾン生成機「Panther-J」

       

 

プラズマ+オゾン生成機「Tiger」