第5回:菌と共生する家へ。空間フローラを整える新習慣
掲載日:2025.08.18
さあ、始めよう!未来の常識「おうち育菌」スターターガイド
難しく考える必要はありません。「おうち育菌」は、少しの意識で誰でも始められます。
Step 1:《風のプロバイオティクス》— 1日10分の換気
多様な菌を招き入れ、生態系を豊かにする最高の育菌活動です。朝晩2回、5分ずつ窓を開け、空気の流れを作りましょう。
Step 2:《湿度のプレバイオティクス》— 湿度60%以下をキープ
カビ(悪玉菌の代表)のエサは湿気です。湿度計を置き、除湿器やエアコンをうまく使って、彼らが繁殖しにくい環境を維持しましょう。
Step 3:《太陽のビタミン》— 日光を部屋の奥まで
太陽光に含まれる紫外線は、天然の浄化作用を持っています。日中はカーテンを開け、お部屋にも日光浴をさせてあげましょう。
Step 4:《ほどほどの掃除》— 殺菌スプレーは“たまに”でOK
菌のエサとなるホコリはこまめに取り除きつつ、毎日の強力な殺菌はやめてみませんか?普段は水拭きや乾拭きで十分。菌との共存を楽しみましょう。
まとめ:菌と戦う家から、菌を味方につける家へ
これからの賢い住まいは、菌と敵対するのではなく、多様な菌が共生する「豊かな森」のような空間を目指すこと。
「おうち育菌」そして「空間フローラ」の育成は、あなたの暮らしをより本質的で、快適なものへと導いてくれる新しいスタンダードです。
さあ、今日からあなたも、未来の住まいのオーナー「育菌家(いくきんか)」になってみませんか?
カイコーポレーションが販売する「グランバイオエア」は、まさに「空間フローラ」の概念を具現化した製品と言えます。従来の消臭剤が悪臭を別の香りで覆い隠したり(マスキング)、化学物質で原因菌を殺したりするのに対し、グランバイオエアは生きた善玉菌(バチルス菌など)を空間に散布するという、全く新しいアプローチをとります。
この「善玉菌を優位にする」というアプローチによって、空間フローラを整えることで得られるメリットは、単なる消臭に留まらない、より本質的で持続可能な住環境の改善です。