2026.09.09
空間フローラ(第4回)
前回は、空間フローラを整える4つの習慣——「換気」「湿度」「除菌しすぎない」「良い菌を足す」をご紹介しました。今回はその応用編。多くの方がつまずきがちな具体的なお悩みごとに、育菌のコツを見ていきましょう。
お悩み別の実践ケアガイド
🐶 1. ペットと暮らすお部屋
対策:換気 × 湿度対策 + 良い菌を足す
毎日除菌スプレーをまくのは逆効果。こまめな換気とトイレまわりの湿気対策を基本とし、良い菌を”足す”発想でニオイのもとになる菌を抑え込みます。
☔ 2. 梅雨・じめじめの季節
対策:湿度40〜60% コントロール
除湿機等を活用し、押し入れやシンク下など閉じた”湿気だまり”に風を通します。晴れ間には窓とクローゼットを同時に開けて空気の一括入替えを。
👞 3. 玄関・靴・下駄箱のこもったニオイ
対策:一晩休ませる + 扉を開放
靴は履いた当日にすぐしまわず一晩乾かします。下駄箱の扉を定期的に開き、詰め込みすぎを防ぐだけで空気の流れと菌バランスが変わります。
🍳 4. キッチン・生ゴミまわり
対策:水気を切る + 洗剤漬けをやめる
生ゴミ臭は悪玉菌の活動そのもの。洗剤漬けで無菌を目指すより、しっかり水気を切って乾かすほうがニオイが出にくい環境になります。
それでも手に負えないときは
セルフケアで整うお悩みは、実はかなりの割合を占めます。一方で、長年染みついたニオイや、広い範囲に及ぶカビは、ご家庭のケアだけでは難しいことも。
そんなときは、空間フローラを専門的に整えるプロの手を借りるのもひとつの選択です。無理にご自身で抱え込まず、「掃除」でも「除菌」でもない“第三の選択肢”があることを、頭の片隅に置いておいてください。
目に見えない菌と、上手に共生する。それが、これからの住まいの整え方です。